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アマボク山根問題 [国内ボクシング]

アマチュアボクシング連盟の山根会長が話題に。

連日ワイドショーが日大の田中理事長の
問題とともに報道している。



今日の東スポの1面に

悪の双璧の2ショット写真が掲載されている。




ドンの悪業.jpg


今年の4月から山根氏は
日大の客員教授になっているらしい。



今回のアマボクの問題は

都道府県連盟の幹部や元選手ら333人が
名を連ねた告発状がオリンピック連盟や日本スポーツ協会に
提出されたことで発覚。


その内容は山根氏のボクシング連盟の私物化。



今日の東スポの記事は

近畿大学前ボクシング部監督の澤谷氏の
激白による記事になっている。


なぜ東スポに激白なのか?



叩く扉を間違っている気がしないでもないが

山根会長のあしき実態が語られている。



澤谷氏は昨年6月、
総監督を務めていた近大の暴行問題の
責任を取る形で辞任。


当時、近畿大学は芦屋大学とリーグ戦で覇権争いをしていて、
審判不正の常態化を目にしていた澤谷氏は山根氏に

「辞任する。その代わりに試合で汚い手を使うなよ」

と言うと、

関東からイカサマ審判を連れてきて
近畿大の不利になるように計らったらしい。


そんな露骨なことが可能なのかと
疑ってしまうが、

さらに、孫娘婿のセクハラ問題もあるとか。



我々が知るところでは

アマの名選手のプロ入りの際に
厄介な存在となっていることだろう。


なんだかんだ遠まわしに
金銭の要求めいた発言を繰り返している。



村田のプロ入りの際もひと悶着あったしね。



村田が自身の功績を語るとき

高校時代の恩師の武元前川監督の名を出しているのも
山根氏は気に入らないらしく

「そんな名前は出すな、俺の名前を出せ」

と言っているらしい。


よほど手柄がほしいのだろう。


村田の五輪決勝のセコンドに
普段関わっていない身内を
突然放り込んだのは最たる例か。



今回の東スポの2ショットもなかなか刺激的だが、


東京五輪、パラリンピック組織委員会の
森喜朗元首相や河野洋平元衆議院議長との
2ショット写真もあるらしく

政界とのつながりもあるようだ。



澤谷氏は

「元東大ボクシング部で内閣官房副長官の西村康稔さんも、
連盟に近づいてきて、自民党内でもボクシング振興議員連盟を作った。

西村さんには人を介して

「こんな不正をしている団体に内閣官房副長官ともあろう人が
加勢するのは良くないですよ。いつかあなたのマイナスになるよ」

と警告しているんですけどね。」



と話す。



2012年に山根氏を終身会長にした連盟。


これじゃ独裁国家と同じだな。



澤谷氏は、今回の告発状を機にうみを出し切り

選手がボクシングを楽しめる環境になってほしいと願っている。


「最終的には村田君あたりが引退したら
アマチュア連盟会長に座ってもらえばいい」

と提言。


流石に引退したら村田をボクシングから解放して
楽にしてやったら良いと思うけどね。



どうなるのかな、この問題は。



しかし、この2人の顔ときたら・・

今どきVシネマでもいないよ。

昭和のヤクザか。


悪顔.jpg




もう一つ気になるのはコレだろう。


まゆゆ.jpg



そんな日が来るのか?


楽しみだ。







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伊藤雅雪 久我 和氣 [国内ボクシング]

久々の更新となりました。



今日の日刊スポーツの1面は
高校野球の神奈川大会決勝の記事。


横浜高校が3連覇だとか。


これには目を疑った。


伊藤のアメリカでのタイトル奪取は
神奈川県大会以下なのか?


新聞をひっくり返すと
裏面にカラー刷りで大きく

「37年ぶり 米で王座 伊藤雅雪」

とあった。


なぜ1面と裏面を入れ替えない・・・?



伊藤雅雪.jpg



これは本当に快挙なのだろう。



相手はトップランクのプロスペクト。



オークランドの郊外にあるこの会場は
プエルトリコ人が多く住んでいる地域。

プエルトリコのバランキタス出身で
人気者のディアズのホームのような場所。



リングのサイズまでアウトボクサーに不利な
小さい規格が使用されていた。


気分的には四面楚歌に違いない。





私の戦前までの伊藤評は、


スピードはあるけど攻撃が単調で非力。
決定力の無い選手。


そんな感じだったので、
正直この世界戦は全然期待していなかった。



しかし、ふたを開けてみれば
1ラウンドから好戦的で先に仕掛けているのは伊藤。


4ラウンドに奪ったダウンは
見事な4連打だった。


生まれ変わったかのように見えた。


5・6ラウンドはポイントを取られるも

その他は終始スピードのある連打で
打ち合いにも応じてポイントを取っているように見えた。


最終ラウンドになっても
スピードでも運動量でも相手を上回っていた。



ジャッジは3人ともアメリカ人だったが
最大で9ポイント差の3-0の勝利。


浜田剛史氏は100点満点との高評価。


確かにそう言いたくなるような出来だったと思う。



試合後、トップランクのアラム爺も
祝福に来たそうな。

早くも、
手のひらを返す気か。


やりかねんな。



クソ暑い日本で最終調整をしなかったのも
良かったのかな。



伊藤は今後に期待できる選手の筆頭になった。



伊藤塩嵐.jpg

https://www.boxingscene.com/masayuki-ito-dream-come-true-now-i-want-bigger-fights--130421


先週の金曜日。


久々に後楽園ホールに試合観戦に行った。


目的は2つ。


ひとつは16年ぶりに試合をする
元日本ランカーの後輩の応援。


二つ目はメインの久我ー和氣の試合。




後輩は残念ながら6Rにセコンドからタオルが投入された。


正直なところ、昔の力の半分も残っていなかった。


もし半分残っていたら勝っていただろう。


37歳定年を間近に控え
くすぶっていたものにケジメをつけるべく
上がったリングは苦いものとなった。



後輩ながらこの勇気は尊敬に値する。





この日は前座の4回戦からお客さんの入りが
多かった。



チケットは1週間前には完売になっていて
当日券もない状況。

こんな後楽園ホールはいつ以来だろう。


鬼塚ー中島戦の日本タイトル以来ではなかろうか。




ワタナベジムの興行でありながらも
和氣ファンが多く、一か所ではなく
四方に展開していた。



試合開始直前のフェイスオフで
緊張感が高まってくる



和気久我.jpg




因みに私は一応、久我の応援ね。



1ラウンドから久我が追って
和氣が足を使う展開ながら

久我の方が明らかに硬い。


気負っている感じがする。


一方、和氣は楽に動いている。


両者効果的なヒットはなく1R終了。


2Rから試合が動いた。


久我の気負いはそのまま

ジャブを打つでもなく、頭を振るでもなく、
フェイントを掛けるでもなく
和氣の進路をカットするでもなく

正面から一本調子で近づいていく。



さぞ和氣の方は打ちやすかっただろう。


1分半過ぎ、そんな一本調子は
カウンターの餌食となった。

久我ダウン。



残りの時間、和氣は無理せず
楽に動いていた。



一応久我の応援で来ている私の
フラストレーションも上がってきた。


インターバル中に選手の顔もよく見える
リングの近くに移動して観戦。



3Rに入り久我がどう変えてくるかと
思いきや、何も変わらず。


気負ったっまま突っ込んでいる感じ。



4RにはあわやKO負けかと思うような
決定的な攻撃をもらう久我。


ダウンせずに堪えてしまったのが
ダメージを深刻にした感じがする。




5Rに和氣が眉間をカット。

何度もチェックが入るも
試合は続行される。

展開は変わらないまま。


パンフレットの久我と和氣のページに
これまでのKOラウンドのデータが
が載っていた。

久我は7R以降のKOなし。


久我.jpg



和氣の方は7R以外全てのラウンドのKOあり。



不安は的中する運びとなり、


結局10Rに和氣の良いパンチが入ったところで
久我陣営からタオル投入。


和氣ファンは歓喜の大騒ぎだった。




内容的にはほぼ一方的な展開だったと言えるが、

和氣が強くなったのかと言えば
そうでもないと思う。


フィジカルの強度が変わっていないと思うし、
ボクシングのアウトラインも変化なし。


今回は久我の自滅だろうと思う。




和氣は世界戦で無残な負け方をした。


グスマンの強打に比べたら
大抵のパンチは大したことなく感じるのかも知れない。


これもキャリアか。



久我の復活に期待する。






控室では懐かしい面々にも会えた。



十数年前、

私が総合格闘技の選手に指導している頃、
同じくボクシング関係者で総合の選手に
指導していたトレーナーや、

私がルーキーだった22年前の対戦相手にも会った。

22年前ぶりながら相手も私を覚えていた。



この日は試合だけでなく
バックステージにも感動があった。




ボクシング最高なり。





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