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クリード ロッキー [国内ボクシング]

歌舞伎町のTOHOシネマズで

「クリード 炎の宿敵」を見た。


クリード.jpg



平日なのに結構混んでいた。



今回の2作目の「クリード」は、

「ロッキー4」の時のロッキーの宿敵

ロシアのボクサー、ドラゴが登場。


クリードの父親アポロの仇のドラゴを
ロッキーがロシアで敵討ちしたのが

「ロッキー4」で、その因縁を持って

ドラゴの息子がロッキーの弟子の
クリードに挑戦するってのが今回の話。




33年前、

「ロッキー4」を映画館で見た時、

隣に座っていた女性が、


ロッキーが逆転勝ちしたシーンで
思わず拍手してしまっていたのを思い出す。



もう33年も経ったのか、

早いな。




今回も試合のシーンは
昔ながらの「ロッキー」のままなので

プロの世界にいる者としては
ちょっと陳腐に見えるけど、


リングアナにマイケル・バッファーがいたり
HBOのボクシング番組のように解説席に
ロイ・ジョーンズがいたりで、

実際の興行のような絵になっている。


これは前作も一緒だな。


ネタバレになるから内容は伏せておくけど

今回のテーマは「家族愛」。


奇しくも今回も隣の席には女性が座っていて、
最後はウルっときたのか

鼻をぐすぐすしていた。


泣くような映画ではないと思うんだけどね。


女性は感情移入し易いのかな。



最後、ロッキーが疎遠になっていた
息子の家に行くシーンがあって、

孫を初めて見たロッキーが

「おばあちゃんに似てるな」

と、エイドリアンに似ていることを告げた
次のカットで映った孫の顔が

本当にエイドリアンにそっくりだったのが
一番驚いた。



ロッキーシリーズが好きな方には
おススメかな。






日本で「ロッキー」と言えば

浪速のロッキーこと

赤井英和氏。



年末のメイのエキシビションでは
ゲスト席にいたけど、

大騒ぎするだけで唯々
喧しいだけだった。


なぜRIZINの運営側は


ボクサーのエキシビションなのに
ボクシングの有識者を呼ばなかったのか。


総スカンでも喰らったか。



因みにロッキーは有識者ではない。



昔からアホである。




ロッキーのアホっぷりはこちら↓
※5年前のブログ記事です。

https://boxing-saga.blog.so-net.ne.jp/2014-03-17






世界の年明けのボクシングニュースは
メイのエキシビションの話題ばかりで、

メイが子供相手に楽に稼いだってことで
槍玉に挙がっていて、メイへのバッシングが
連日凄いことになっていたが、

安全性のことはあまり触れられていない。


本来ならRIZINの運営の在り方を
日本で糾弾するべきなんだけど、
あまり聞こえてこない。






日本の年明けの話題と言えば

初競りのマグロが

3億3千万で競り落とされたニュース。



MBS「せやねん!」では
年末のメイのギャラが推定10億円と報道。


メイはそこからロールスロイスとベンツを購入し
その合計額が2億7千万円と紹介。


「でも、これ(2億7千万円)であのマグロは買えないわ」


と同局の松井愛アナ。


それを受け


「よう考えたら、マグロ凄いな」


とトミーズの雅。



いやいや、


メイのギャラでそのマグロ3匹買えるがな。





アホばっかや。





今日も大阪は通常営業だ。







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伊藤 ボーナスステージ [国内ボクシング]



今日の日刊スポーツの1面は

兄 尚哉に続いた 拓真 暫定王者

の大見出し。


ジャッジは3人とも

117-111で


日刊スポーツの採点も同じ。


判定自体は誰も文句はないんだろうけど

なんか手放しで喜びづらい内容だった。


井上尚弥の弟っていうだけで
期待値が上がりすぎているのは
不幸極まりないが、


それを差し引いても
イマイチ盛り上がらない試合だった。




拓真の評価で、
以前から巷間伝えられる

「好戦的」という情報、


とてもじゃないけどそうは思えない。




本質的には「待ち」の選手だと思う。



ボクシングセンスは元より
身体能力もそれほど高くない気がする。



じゃ、弱いのかと言えば
全くそんなことはないのだが、

戦い方は間違っている気がする。



根がファイターじゃない選手が最初から
攻め込んでも中々倒せるもんじゃないので


外から強いジャブを多用して

試合を作ったら良いと思う。


とにかく今回はジャブが少なかった。


ポール・ホドキンソンを倒した時の
ゴーヨ・バルガスのように戦ったらいいんじゃないかな。







日刊スポーツ3面に伊藤の記事。


うーん、なんだろうね、あの相手。



なんの間違いだか、
たまーーにいるんだよね、

何の武器もないのにランク1位になっちゃう奴。



JCチャベスに挑戦した当時1位だった
韓国の安京徳をはるかに凌ぐポンコツっぷり。


近年稀に見るレアケースだ。




伊藤にとってはこの初防衛戦は
ボーナスステージだったな。



今後の防衛戦に期待かな。





PS,


フジテレビはいつまで具志堅を
解説に使うつもりなんだか・・


どうしてもっていうんなら
副音声にしてくれ。


あれが一番のポンコツだな。







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200年に一人 [国内ボクシング]


稀有な存在を評するとき

「〇〇年に1人」

という言葉がある。




元WBAジュニアウエルター級1位で

元日本王者だった亀田昭雄氏は


先日の井上の試合を


「申し分のない試合でした。井上は腰をよく回して、
左ジャブというよりも左ストレートを出しました。

パヤノは井上のパンチを芯でもらわないように顔をそむけ、
次の瞬間、顔を井上のほうに向けて自分が攻撃に出ようとした。

その0コンマ何秒かの間に、更に腰を入れた井上の右が入ったんです。


要するに、井上は“時間差カウンター”で相手を沈めたんですね。

もの凄く高い技術です。
“一人カウンター”と表現したほうがいいかな。
あんな綺麗なカウンターは滅多に見られないですよ」


と評価する。


https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20181009-00099791/



井上のジャブ.jpg




亀田昭雄氏は具志堅の一つ年下で

協栄ジム会長の故金平正紀に

「具志堅が100年に一人の選手なら、
亀田は200年に一人の天才だ」と評されていた。


その亀田氏が自分の能力など、
井上尚弥の足元にも及ばないと脱帽しているご様子。




世間一般の「天才」のイメージは
2つあるように思う。


一つは、本人の才能は元より
努力の甲斐もあって常人離れした
パフォーマンスを披露するタイプ。




もう一つは、練習してないのに
出来ちゃうタイプ。



井上は前者で


亀田氏は後者である。







現役時代の亀田氏はジムの所属等の問題で
満足に練習ができない環境下であっても
日本では無敵の強さだった。



そして日本タイトルを8度防衛後
当時のWBAジュニアウエルター級王者の
アーロン・プライヤーに挑戦。


1Rにプライヤーからダウンを奪うも
6RTKO負けでプロ初黒星。




因みに、上山仁がバスケスに挑戦する際、
引退後6年経過している亀田氏に
スパーリングパートナーを
依頼している。


まだまだ強かったそうな。



練習してなくても出来ちゃうタイプだ。




ちなみに、「200年に一人」は
もう1人いる。




鬼塚勝也である。




1990年に大橋秀行が日本の世界戦21連敗を止めた時、

米倉会長が大橋を「150年に一人」と評した。



それに対抗してか、

1992年に鬼塚が世界を取った後、

金平会長はまた「200年に一人」と言い出した。




亀田氏を評した「200年に一人」のことは
忘れていたんだろうか。



因みに具志堅は沖縄では

100年に一人の天才ではなく
100年に一人の天然と言われているとかいないとか。




もはや井上の存在に

200年に一人なんていう手垢のついた表現は適さない。




モンスターという二つ名にさえ
収まりきらない気がする。



新しい表現が必要かも知れないな。






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井上 ボクシングの神 [国内ボクシング]


今日の日刊スポーツの1面は当然井上の記事。


「世界が震撼するワンツーKO

井上70秒殺」



さらに2面3面には

「優勝間違いなし 井上 ボクシングの神」


の大見出し。



あれだけ早く終わってしまうと
文句のつけようがない。


歴代の日本の世界王者たちだけでなく、
海外サイトも絶賛している。


あのワンツーは相当な威力だったのだろう。



生まれたてのヤギのようになっている。



パヤノ.jpg



地球の裏側から来て

70秒で倒されたパヤノ。


リングインする前の
訳の分からんお立ち台の上にいた時間の方が
長かったんじゃないか。




ボクシングは無慈悲だ。





今回のリングのマットの色は黒で

ロープは白。


リングを取り囲むように
格子状のライトが天井に伸びている演出は


海外の興行そのままだった。


絵的には新鮮でとても良かった。




テレビ局側は井上の早いKOを想定していたのだろう。


LIVEにも関わらず放送時間内に
フルラウンドが収まらない進行になっていた。



10年くらい前までの

世界戦一つの放送だと、
判定までいかなかった場合、

7Rくらいまで試合が進んでくれると
残り時間をリピートでうまく繋げて


視聴率も取れるらしい。


最近はダブル、トリプルの世界戦が
主流になってきているので

視聴率的にはメインの試合が
何ラウンドくらいまで進むと
良い数字になるのかは分からんが、

井上の試合は早く終わるので
視聴率に繋がらないらしい。



しかし今回のテレビ局の進行は
早いKOありき。


そしてその予想をはるかに超えた
早い決着。



もうね、井上の試合はいつ終わるか分からないから
最初からちゃんと見てないとダメだってのが

一般の視聴者にも分かったんじゃないかな。


瞬きすら厳禁だ。





WBSSは日本の興行ではないが
ラウンドガールは現地調達なんだな。


みんな可愛かったから良いと思うよ。




inoue.jpg




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数試合分の価値 [国内ボクシング]



1R

早速打ち合いが始まった。

木村は打ち合いの中に勝機を見出すのがセオリーなのだろうから
当然として、それを迎撃する田中。

木村は前に出る戦い方を常としているからか、
やや優勢に見えるも田中のパンチも当たっている。


2R

両者左フックの打ち合いで田中の方がヒット。

木村がグラつく。その他の時間は1R同様に木村が
押しているようにみえたがこの1発で田中のラウンド。


3R

木村が前に出るのは変わらないが
田中の迎撃の精度が上がってきた。

田中も木村のパンチをもらってはいるが
手数でも上回っている。



4R

セコンドの指示通りなのだろう、
田中が足のリズムを使いだした。

こうなると全体的に運動量でも
田中の方が上回り、試合を作っているように見える。


5R


やや田中スローダウン。

木村はこれまで通り前進を止めない。
両者上下の打ち分けが見事ながら

やや木村か。


これまで両者ともにかなりのオーバーペースの見える。



6R

両者ともに手が緩む。
中休みのラウンドか。


田中の方の手数が極端に減る。


ちょっと甲乙つけがたいラウンド。

精度で田中か。




7R

木村の方の前進手数ともに明らかに
減ったラウンド。田中の方が前に出る展開。

ラウンド終盤は田中がリズムで回り始めると
木村が追えない場面も。


しかし、ラウンド終了25秒前
木村の良い右のフックが入って

あわやダウンかと思うくらい露骨にグラつく田中。

これまでの優勢は帳消しになるシーン。


木村のラウンド。



8R


田中が足とリズムで距離を保ち始める。

このラウンドは田中の方は
パワーショットもほとんどなく
省エネボクシングでラウンドをコントロール。




9R


8R同様にリズムボクシングの田中。

木村の方は疲れが溜まってきたか
追い足もパンチの威力も落ちてきた。


強いパンチは使わない田中。
ポイントゲームに切り替えたか。




10R


9Rの田中の省エネのリズムボクシングは
木村の方にしても休息になったのか、

開始早々からの木村の攻めは
力強さが戻ってきたように見えるが

田中のコントロールは変わらず。




11R


セコンドに発破をかけられたか
ラウンド早々に打ち合いに持っていく木村。


田中も応戦。


前半同様に近い距離での打ち合いが始まる。


12回戦での11R、
一番気合を入れないといけないラウンドであるのを
両者分かっているようだ。


ラウンド終盤木村が猛攻に出る場面もあったが
パンチの精度で田中か。



12R


ポイントで負けている木村は
開始早々前に出る。

お互いに右の相打ち狙いが3連続したシーンに
会場も沸く。


木村は死力を尽くして手を出している。

最後までいい言い打ち合いだ。







発表されたスコアは


115-113

116-112


の指示を受けた田中の判定勝ち。


ドロースコアは発表されなかった。





私も116-112で田中。



それにしても良い試合だった。



勝敗を分けたのは
ボクシングの幅だろう。


前半の打ち合いの流れを
切り替えれた田中の技量とメンタルは素晴らしい。




「たられば」を言ってもしょうがないが
接近戦での打ち終わりの際に、
木村がダッキングができていれば
被弾が少なかったかも知れない。




1試合で数試合分の価値の試合ってのがあるが
両者にとってこの試合はそうであろう。


良い試合だった。


田中は多くのものを証明した。


これからは名古屋なんかで試合をやってないで
井上同様、世界に出るべきだ。










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